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研究ブログ

2013年10月08日

総括のヨーロッパ外遊

9月のことですが、東山先生がイギリス・ドイツの学会に参加してきました。
(詳しくはお知らせをご参照ください)

イギリスでは自由時間に大英博物館へ。
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大英博物館にある新アッシリアの授粉の儀式の彫像を見て、士気を高めてから会場のあるBathへ向かったそうです。
DSC01425.jpg

この授粉の儀式、いろいろな遺跡に描かれているモチーフで、
左右のワシのお面をかぶった神官(精霊、apkallu)が、中央の木(Secred Tree=豊穣と愛の女神・Inanna)に手に持った穂(Inannaの夫Dumuzi)で授粉しているシーン
を表しています。

他には、中央の木に手に持った球果で水を与えている図、といったようにいろいろな解釈をされているモチーフですが、アッシリアの時代から作物が「栽培されていた」という根拠となる重要なモチーフであるとされています。

受精を研究する立場であれば、やはり「授粉の儀式」が一番しっくりきますね。

 

気になるお土産は、ミュンヘンのおいしいチョコレートでした。
・・・不覚にも写真に収めるのを忘れていましたが、とってもおいしく頂きました。

御馳走様です!

(以前大英博物館に行ったときは、一番見たかったミイラ達が根こそぎレンタルされていて、ミイラゾーンがもぬけの殻でした。次回はミイラの所在を確かめてから行きたいと思います。個人的には、化石や植物標本が多いロンドン自然史博物館もお気に入りです。)

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