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研究ブログ

2013年02月25日

本日ハ晴天ナリ!

今世紀最大級の寒波に包まれていますが、名古屋は快晴。
キリっと冷えた空気にスッキリとした青空が広がっています。
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週の初めから天気が良くて気持ちいい、と思いながら今朝通勤してきたときのこと、
地下鉄の出口に人だかりが!、っと、本日は名古屋大学の入学試験日でした。
塾関係者や不動産関係の方が、「がんばれー!」と声をかけながらティッシュを配っています。
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はるか昔、自分もこんなに緊張した面持ちで受験したんだろうな、と思いました。

もちろん受験は選抜競争ですので全員が希望通り合格することは無いのですが、
本日入学試験を迎える受験生諸君には、後悔のないように全力を尽くしてもらいたいですね。

もう一人、全力を尽くしている人を発見しました!

応援団旗を掲げている名古屋大学応援団団員。
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寒い中、一人戦っていました。
お疲れ様です!

2013年02月01日

今年の飛躍を祈るということで

岐阜県海津市にある千代保稲荷神社は、京都の伏見稲荷・愛知の豊川稲荷とならんで日本三大稲荷とされる由緒正しい神社で、地元では古くから「おちょぼさん」、「おちょぼ稲荷」の愛称で親しまれてきました。
お稲荷さんといえば、商売繁盛・家内安全のご利益がある神社ですので、毎月15日や月末月初の月並祭には県内外から多くの参拝客が訪れ、油揚げと蝋燭をお供えして参拝する方法が特徴です。

ということで、おちょぼ稲荷で当プロジェクトの今年の飛躍・発展を祈ってきました。
また「福をかき集める」縁起物の熊手も(少々サイズは小さめですが)購入してきましたので、こちらでかき集められる福(当プロジェクトでは研究成果ですね)はかき集めようと思います。
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この熊手はヘッドクォーターに飾ってありますので、興味のある方はいつでもお立ち寄りください。

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2013年01月04日

2013年 明けましておめでとうございます!

2013年、明けましておめでとうございます!

ERATO東山ライブホロニクスプロジェクトも3年目となる2013年は、折り返しの年にあたります。

また2012年に名古屋大学がWPIに採択され、ITbM(Institute of Transformative Bio-Molecules, トランスフォーマティブ生命分子研究所)が設立されました。 (詳しくはこちらのHPをご覧ください)
東山研究総括はITbMの副拠点長となっております。

このWPI-ITbMは、世界トップクラスの合成化学者と動植物の分子生物学者によるコラボレーションを軸に、革新的な機能分子・トランスフォーマティブ分子を開発することを焦点とした研究拠点です。
当PJもITbMとコラボレーションを展開していくことで化学分野の強化を図りたいと思っています。

これまでに蓄積し、今芽生えつつある成果だけでなく、東山ライブホロニクスプロジェクト・東山研究室・ITbMと、強固な三本の矢での新たな展開にご期待ください。
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今年は多くの成果を発信していく年になるようにプロジェクトメンバー一同がんばっていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

2013年1月

2012年12月28日

良いお年をお迎えください!

本日は2012年の東山ライブホロニクスプロジェクトの仕事納めです。

プロジェクト立ち上げから2年目の2012年は、成果も順調に出始めて、実りある一年となりました。
2013年はさらに多くの研究成果と、驚き・面白さやワクワクを感じてもらえるようなプロジェクトにできればと考えています。
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少し前になりますが、大掃除も終え、プロジェクトスペースはすっきりと新年を迎える準備が完了しています。
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それでは皆様、良いお年をお迎えください。

来年も東山ライブホロニクスプロジェクトをよろしくお願い致します。
 

2012年12月25日

パリから

少し前の話になりますが、ナノGのグループリーダー・新田さんがパリ・キュリー研究所へ出張にいきました。

研究打ち合わせとセミナー発表をされたのですが、セミナー発表の感想は・・・

「化学科での物理セミナーでバイオ実験の話をさせて頂いたので、フォーカスポイントが難しかった。」
「大変優秀な学生、研究者の前で話をする機会を頂き、とても緊張した。」

とのことです。
とはいえ、優秀な学生さん・研究者の前での発表に大満足の様子でした。

DSCF1389.jpg こちらはセミナーのチラシです

キュリー研究所の近くにはÉcole Normale Supérieure(高等師範学校パリ校)があり、それにまつわる逸話をたくさん教えて頂きました。
以下、コメントも新田さん。

「フランスエリート社会の頂点」
「ここの学生は上流家庭出身が多く、他のフランス人より10センチ平均身長が高い」
なんか現実的すぎですね。
 
「ユルム通りとピエール&マリー・キュリー通りが交わる角にキュリー研究所が、その向かいにENSがあり、フランスでノーベル賞をもらう人は、一度はユルム通りに通うといわれる。」
ちょっと偉そうですね。
 
「昔(多分今でも)学食で、ステーキの焼き加減の注文を取らなかったコックに学生が怒っていた」
フランス的ですね。

なかなか敷居の高そうなフランス的な逸話ばかりですね!
出身者には、ルイ・パスツール、ジャン=ポール・サルトル、ロマン・ロラン、ジョゼフ・フーリエなど多くの著名人が含まれています。
そんな伝統と格式のあるÉcole Normale Supérieureに通っているというプライドが、いい研究を生むのかもしれませんね。

さて、気になるお土産ですが、Mariage Frères(マリアージュ フレール)の紅茶です!

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チョコレートの香りのする、nobleで”フランス的”な紅茶でした。
ごちそうさまでした!

2012年11月29日

"遊ぶ"を科学する

JT生命誌研究館が出している、季刊「生命誌」をご存知ですか?

1年間のテーマを決め、それに関わる最新の研究や研究者を紹介したり、
著名な方との対談を通して現代科学を考えることをコンセプトとする季刊誌で、
年4回、BRHカードとして発行されています。

2011年のテーマは、「遊ぶ」。

その中の71号に東山先生の研究が掲載されたことは、以前お知らせや研究成果で
紹介しましたが、2011年のBRHカードをまとめた本・「生命誌年間号 遊ぶ」が発刊されました。

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花や動物は、その発生メカニズムや器官形成などが遺伝子発現などによって厳密に
決められていることが、これまでの研究によって解明されつつあります。
しかし、例えば二卵性双生児であっても、完璧に同じ人間にはなりません。

厳密に決められている事象の中にもある程度の余白があり、その「余白=遊び」の部分
(それは”あいまいさ”だったり”ゆらぎ”だったりもしますが)がそれぞれの個体・個性を形作る。
生命が「遊ぶ」、それこそが生命がもつ柔軟さ、また生命が見せる面白さを生み出して
いるのかもしれませんね。

この「生命誌年間号 遊ぶ」では、その「遊ぶ」生命を研究することの面白さを教えてくれる
一冊となっています。

科学・生物に興味のある方、研究者を目指す方に、ぜひ読んでいただきたいと思います。


「生命誌年間号 遊ぶ」は全国の書店でお買い求めいただけいます。

生命誌年間号 遊ぶ
新曜社
中村桂子編
ISBN 978-4-7885-1318-1
定価 2,000円(税込)

2012年11月08日

沖縄から

ナノ工学GのGL新田さんと研究員の洞出さんが、沖縄の恩納村で開催された "The 16th International Conference on Miniaturized Systems for Chemistry and Life Sciences (µTAS 2012) " に参加し、ポスター発表を行いました。

洞出さんは10月末日で当PJを卒業し、11月からは大阪大学大学院基礎工学研究科に移動となりましたので、このµTAS 2012がERATOでの最後のミッションとなりました。

まずは、その雄姿を・・・
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同行した新田さん曰く、

ポスター発表なかなか好評でした。

とのことですので、本当に好評だったのでしょう!
大阪大学へ移動しても、いい研究を続けてくださいね!

気になるお土産は、新垣ちんすこう本舗の「ちいるんこう(鶏卵糕)」。
カステラの味がする蒸し菓子でした。
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沖縄出身の新田さん曰く、琉球菓子の有名店として本家新垣菓子店とその分家である新垣ちんすこう本舗、新垣カミ菓子店があるそうです。
本を正せば、琉球王朝時代に王府の包丁役(料理方)であった新垣親雲上淑規(あらかきぺーちんしゅくき)が開祖という、とても由緒正しいお店です。
その中でも新垣ちんすこう本舗は一番ビジネスで成功しているとか。

こんなウンチクは抜きにしてもおいしいお菓子でした!
(次は是非3店舗の味比べをしたいものです・・・)

2012年10月29日

韓国・済州島から

シングルセルオミクスGの研究員である野田口さんが、韓国の済州島で開催された10th International Congress on Plant Molecular Biologyにポスター・口頭発表で参加し、無事帰国されました。
(済州島といえば、冬○ソナタで有名になったリゾート地ですね)
DSCN0110.jpg (会場近くから)

参加された感想は・・・

6日間にわたりハードなスケジュールの国際学会でした。
海の幸がいっぱいの Jeju 島では、英語よりも日本語の方が不思議と通じました。
ポスター発表および口頭発表を通して、様々な分野の方とお話ししてきました。
今後の展望についてもしっかりアピールしてきたので、これから頑張ろうと思います。

ということですので、とてもいい刺激を受けた有意義な会議だったようですね。
今後もバリバリ国際学会で研究成果を発信していけたらと気合が入ります。

気になるお土産は、韓国のりとCactus Chocolate。
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直訳すると「サボテンチョコレート」。
ドキドキしながら食べましたが、さわやかな感じのする味でした。

ごちそうさまでした!

2012年10月19日

洞出さん、南條さん、おめでとうございます!

ナノ工学G研究員の洞出さんが10月末日で当PJを去り、11月より大阪大学基礎工学研究科の特任助教として転任されます。
さらに、技術補佐員の南條さんも出産のため、来年2月に当PJを退職することになりました。

二人ともとても喜ばしいことなのでうれしい反面、やはり一緒に働いてきましたので寂しくもありますね。

また、当PJには、7月1日よりシングルセルオミクスGの研究員としてカリフォルニア大学から野田口さんが加入しています。
東山研究室にも留学生2名(Kyleeさん、Elenaさん)と技術補佐員の深田さん、研究員の秋山さんが新しく参加されましたので、みなさんを囲んで歓送迎会を行いました。

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多分KyleeさんとElenaさんは初体験だと思いますが、流しそうめんもありました。
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ぜひ滞在中に、もっともっと日本のことを体験してくれればと思います。


洞出さん、南條さん、本当におめでとうございます!
お二人のこれからのさらなるご活躍を期待しています!

2012年10月03日

絶賛売出し中!

当PJの笠原さんが、「受精回復システム」の論文が評価され、今年度の平瀬賞(植物形態学会)を受賞しました!

奨励賞を受賞した武田征士先生(京都府立大)と。
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東山先生と。
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平瀬賞は過去に東山先生、佐々木成江先生(東山研)も受賞しています。
こちらの楯がとても素敵だと、前々から笠原さんは絶賛していたのですが、ご自身も取ることができて本当に良かったですね!

「受精回復システム」のインパクトは大きく、いくつかのセミナーやシンポジウムなどで招待講演の依頼を受けています。
また、笠原さん共著の本”Sperm Cell Research in the 21st Century: Historical Discoveries to New Horizons”も出版されました。

賞状・楯と共に。
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ただ今絶賛売出し中ですので、お近くで講演などが行われる際には、是非発表を見に行ってみてくださいね!

賞状と楯はHQに飾ってありますので、興味のある方はお気軽にご覧ください。

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