12月13日から16日にパシフィコ横浜で開催された、第34回日本分子生物学会年会に参加してきました。
今年のタイトルは「分子からヒトへ-メカニズムを知り、コントロールする-」です。
年々植物のセッションが少なくなる傾向にありましたが、今年はとうとうタイトルまで”ヒト”。
少し残念な気がしますが、それでも植物に関する発表はたくさんありました。
当PJの東山先生も15日のLeading Edgeセミナーで ”Live Cell Biology of Pollen Tube Guidance and Double Fertilization” というタイトルで発表されました。
早朝のセッションでしたが、多くの方に来ていただきありがとうございます。
最新の研究成果、また動物という普段あまり接しない分野の話を多く聞くことができて、とても面白かったです。
日本オリジナルの研究が、世界へ続々と発信されていくのが感じられる4日間でした!
次回は2012年12月11日から14日に福岡で開催されます。
横浜も福岡も、それぞれ歴史ある港街。
来年の分子生物学会も面白くなりそうです!
東山研究室の助教の金岡さんからミラクルフルーツをいただきました。
金岡さん情報では・・・
ミラクルフルーツを食べてから酸っぱい物を食べると、不思議なことに甘く感じ
ます。
ちなみにミラクルフルーツのこの効果は、miraculinという物質が担っています。
miraculinは191アミノ酸からなる糖タンパク質で、システイン残基を7つ持って
いて通常は2量体の形で存在しています。
miraculin自体には甘味はありませんが、舌にある甘味受容体と強く結合し、酸
性条件下で受容体を活性化することができます。
つまりmiraculinを食べた後で酸っぱいものを食べると、甘味受容体が活性化さ
れて「甘い」と感じるわけです。
ミラクルフルーツを食べるときは舌全体にこすりつけるようにしてください。
1/2個くらいの実で30分近く効果が持続します。
ということですので、さっそくメンバーで試してみました。
(右上の赤い実がミラクルフルーツです。)
酸っぱいもの代表として、レモンと梅干しを添えて。
確かにレモンを齧ったときの、”く~っっ”っとくるような酸っぱさはなくなり、甘く感じます。
ですが、梅干しの酸っぱさには効果があまりありませんでした・・・。
なぜでしょう?っということをさっそくdiscussion!
さすが科学者・研究者です。
理由をご存知の方は、是非ご連絡ください。
11月20日は名古屋大学東山キャンパスの全学停電の日です。
新築の建物には自家発電施設があるのですが、東山PJの入っている建物にはそのような施設がありません。
そのため、従来通りの停電対策が必要となります。
発電機とドライアイス。
いつもの組み合わせですね。
発電機のチェックと配線の取り回し、ドライアイスの準備をして明日の停電に備えます。
今日はあいにくの大雨ですが、明日は天気が少しは回復することを祈ります。
10月末日で名大工学部へ移動した加地さんと、11月1日でERATOのナノ工学Gのグループリーダーとして加入された新田さん、少し前ですが9月から研究補助員として加入した中野さんの歓送迎会を行いました。
東山研の皆さんも一緒に、ゆく人くる人を囲んで楽しいひと時を過ごしました。
加地さんの工学部での益々のご活躍をお祈りします!
新田さん・中野さんを加えた新制東山PJも負けずにいい成果を出していこうと思います!
工学技術Gの加地GLが、本日をもってERATO東山PJを脱退し、11月1日より名古屋大学大学院工学研究科の准教授として栄転されます。
東山研の学生さんからも加地さんへのご挨拶として、ハロウィンの格好でお見送りを!
加地さんの人気者ぶりがうかがえますね!
↑ 間違いさがし!
ノリノリです。
ついでに、栗原GLも!!
とんでもない成果が出そうですね。
Trick or Treat!
で、なごやんを奪われました(笑)。
短い間でしたが、お疲れ様でした。
工学研究科でのご活躍を期待しています!
10月25日の記念植樹に引き続き、27日にノーベル賞受賞者の益川・小林両先生を指導をされた、坂田昌一博士の生誕百周年記念碑除幕式が執り行われました。
記念碑には坂田先生が病没する直前に書き残された言葉である、「兼聴則明 偏信則暗」と書かれています。
これは中国の司馬光が編纂した『資治通鑑』にも収録されている、後漢の王符が書いた『潜夫論』にある有名な言葉です。
兼聴則明 あわせきけば すなわちあかるく
偏信則暗 かたよりしんずれば すなわちくらし
多くの人の意見を聞ける人は 聡明である(物の道理がよくわかっている)
一方的な意見だけを信じる人は 無知のままである
独断と偏見を戒める言葉ですね。
研究室で自由闊達な議論を交わせるようにと、『議論は自由に、研究室では平等だ』とした坂田先生の人柄が偲ばれます。
名古屋大学ES館の南側にありますので、ご興味のある方は一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
10月25日に益川敏英先生・小林誠先生の2008年ノーベル物理学賞受賞記念植樹式が名古屋大学理学部で行われました。
植樹されたのは「ニュートンのリンゴの木」。 アイザック・ニュートンが万有引力の法則を見つけたきっかけとされるリンゴの木(接ぎ木)です。
この逸話の真偽については各方面でいろいろ言われていますが、それでも科学者には夢を見させてくれる木ですね。 リンゴの実はなるそうですが、樹上の実は渋くて食べられず、自然落果したものをさらに熟成させると食べられるようになるそうです。
ニュートンのリンゴ、一度食べてみたいものですね。
昨日は大学の防災訓練がありましたが、終了後、17日に引き続きプレERATOツアー(工学G)が開催されました。
そのうち正式にERATOツアーを開催・・・と思っていたのですが・・・、このままですと工学Gのみ不定期開催になりそうですね。
本日も東山研から2名が参加。
今回も工学Gのクリーンブースへ防塵服に着替えて突撃です。
やはり、エアーシャワーは皆さんお好きなようで・・・。
サングラスも大人気です。
もちろん機器説明・研究打ち合わせなどもします。
工学Gのグループリーダーの加地さんは心配そうに(?)ブースの外から見守っています。
ERATOツアーはいつでも開催可能ですので、興味を持たれた方はご連絡ください。
ERATO東山PJの工学Gへ、東山研の学生さんが見学に来られました。
クリーンブースを心行くまで楽しんでいたようです。
東山PJでは工学Gだけでなく、光G・オミクスGの見学も随時受け付けておりますので、興味のある方はご連絡ください。
工学Gの加地さん、洞出さんがシアトルで行われたuTAS2011から戻られました。
天気はイマイチでしたが楽しかったそうですので、なかなかのデキだったのでしょう。
学会の合間にシアトルを満喫してきたようです。
「ビル・ゲイツのようにビッグな研究を!」
「洞出さんシアトルのシンボル、スペースニードルをがぶり!」from 加地さん
夜景が素敵ですね。 from 洞出さん
気になるお土産は、おしゃれなチョコレート!
メンバーでおいしく頂いてます!
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