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セミナー・シンポジウム

タイトルERATO東山ライブホロニクスプロジェクトセミナー (西田敬二博士)
開催日2013年2月28日(木) 17:00~18:00
会場名古屋大学 理学南館1階 理学セミナー室(SS107)

合成生物学の拠点として世界的に有名なハーバード大学のPamela Silver教授のもとで、第一線の合成生物学を研究されている西田敬二博士をお招きし、セミナーをしていただくことになりました。
今回は身近な実験材料である酵母を用いた大変興味深い研究内容について紹介して頂きます。

演者:西田敬二博士
タイトル:新しい生命体は新しい場を感知する、か?
日時:2013年2月28日(木) 17:00~18:00
場所:名古屋大学理学部南館1階セミナー室(SS107)

要旨
 既存の生命は様々な化学的刺激や物理的刺激(熱、圧力、光)を高度に感知し応答できるよう進化してきた。そのなかで磁場(電磁場)に関しては、極めて限られた利用しか行われていない。これは自然環境の中では主に地磁気でもって南北を知る以外に利用方法が無いからと思われる。逆に言えば現存の生命体に対しておおよそ無害、無反応であり、一方で人工的な環境において磁場は容易に作り出すことが出来、遮蔽物を透過できること、また周波数による特異性などエネルギーや情報の伝達手段として非常に使い勝手のよい物理特性がある。このような磁場を高度に感知するような生命体機能を構築することはできないか、新しい場を感知できる生命体を創り出すことは出来ないか、というところが現在の私の研究における興味である。今回のセミナーでは生体磁性の発現について出芽酵母を用いての合成生物学的および進化的アプローチによる試みを紹介したい。


多くの方のご来場をお待ちしております。

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