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お知らせ

2012年11月29日

【News】 12/12 分子生物学会においてシンポジウム「生殖生物学・生殖工学の発展史とその最前線」を行います

2012年12月11日~14日に開催される第35回日本分子生物学会年会において、シンポジウムを行います。
このシンポジウムは、同じくERATO斎藤全能性エピゲノムの研究総括である、京都大学の斎藤通紀教授と当PJの東山研究総括がオーガナイザーとなっています。

国内外から5名の講演者を招聘し、動植物における生殖生物学・生殖工学の発展の歴史、最前線と今後の展望、その社会的影響を議論していきます。

■シンポジウムタイトル: 生殖生物学・生殖工学の発展史とその最前線
■日時: 2012年12月12日 9:00 - 11:00
■場所: 福岡国際会議場 3F メインホール
■言語: 英語

 

<シンポジウム要旨>
多細胞生物において、生殖細胞は、個体発生能を有し、遺伝学的・ 後成遺伝学的(エピジェネティック)情報を次世代に継承する細胞系譜である。その機能を実現するため、生殖細胞の発生過程では、 全能性獲得やゲノムインプリンティングに向けたゲノム・エピゲノム情報の編集が行われる。生殖生物学・生殖工学研究は、生殖細胞の機能や全能性制御の分子基盤を探求し、さらには生殖細胞の人為的操作による個体作出・個体遺伝子改変技術の開発・発展を推進しつつある。本シンポジウムでは、動物及び植物において本領域を築いてきた研究者と、生殖生物学・生殖工学の発展の歴史、最前線と今後の展望、その社会的影響を議論したい。

ご興味のある方は是非ご来場ください。

2012年11月29日

【News】 東山研究総括のレビューが「ライフサイエンス 領域融合レビュー」に掲載されました!

 

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© 2012 東山哲也 Licensed under CC 表示 2.1 日本
 
 
東山研究総括の植物の生殖に関するレビューが、新しく立ち上がった「領域融合レビュー」に掲載されました!
 
タイトルは「植物の生殖細胞と受精戦略」です。(内容はコチラから!)
本レビューでは、植物の生殖細胞の形成から花粉管ガイダンス・受精回復システム・重複受精など、植物の生殖に関する事象に関して、わかりやすく記載された読み応えのあるレビューとなっております。
植物の生殖に興味のある学生さん、研究員のかたをはじめ、植物に興味のある一般の方まで、広く読んでいただけたらと思います。
 
■要約(本文より抜粋):
 毎日のように口にしている穀物は,どのような受精のしくみにより実っているのか,じつはまだ多くの謎に包まれている.しかし最近,複雑な花器官において特定の細胞をねらって解析するさまざまな技術の発展により,受精のしくみが急速に明らかになりつつある.解明された分子や細胞の動態から,生殖細胞の形成,花粉管ガイダンス,重複受精といった興味深い現象について植物の戦略が明らかになってきた.とくに,さまざまなペプチドを介した多様な細胞間コミュニケーションは主要なトピックスのひとつである.被子植物では,一般に,減数分裂ののちに生じる細胞のうち7つが協同して有性生殖を達成している.この7つの細胞には,雌雄で2つずつ,合計で4つの生殖細胞が含まれている.1対の卵と精子とで受精を行う動物に比べ,植物では複雑なシステムがはたらいていることが想像できる.ここでは,身近な存在である“花”においていかにして生殖細胞が形成され受精が達成されるのか,植物を研究対象とはしていない読者にむけ最新のエッセンスを紹介したい.
 
■領域融合レビューとは(HPより一部抜粋):
「ライフサイエンス 領域融合レビュー」とは,日本分子生物学会,日本蛋白質科学会,日本細胞生物学会,日本植物生理学会 との協力のもと,大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター から発信・公開される日本語コンテンツです.ライフサイエンス統合データベースセンターでは,2010年9月より,トップジャーナルに掲載された日本人を著者とする論文について,論文の著者自身の執筆による日本語のレビュー「ライフサイエンス 新着論文レビュー」の公開を行っています.この「新着論文レビュー」はある1本の論文を対象としこれを解説するものですが,「領域融合レビュー」は,これと同様なやり方で,ある学問分野・領域を広く総合的にとりあげる比較的長いレビューを公開・出版するものです.

2012年11月21日

【News】 11/24 東山研究総括が日本生物教育学会九州支部主催・参加型「講演・対話」集会にて講演します

講演会案内.jpg東山研究総括が、福岡市・中村学園大学において開催される日本生物教育学会九州支部主催・参加型「講演・対話」集会にて講演を行います。

■日時: 2012年11月24日(日) 13:30 ~ 16:00
■場所: 中村学園大学 西2号館 5階 2505R
     福岡市城南区別府5丁目7-1
■タイトル: 被子植物の受精のメカニズムに魅せられて

お近くの方は、是非ご来場ください。
 

2012年11月12日

【News】 11/15 東山研究総括が"The International Symposium on the Mechanisms of Sexual Reproduction in Animals and Plants"において講演を行います

東山研究総括が、名古屋市のホテル名古屋ガーデンパレスで開催される「The International Symposium on the Mechanisms of Sexual Reproduction in Animals and Plants」において講演します。

■日時: 2012年11月15日(木)
     14:30 ~ 15:00
■場所: ホテル名古屋ガーデンパレス
     〒460-0003 名古屋市中区錦3丁目11-13
■タイトル: Live-cell analysis of pollen tube attraction by LURE defensin-like peptides
■言語: 英語

このシンポジウムは新学術領域の「動植物に共通するアロ認証機構の解明」主催のシンポジウムで、国内外から最先端の研究をしている先生方が集まって発表を行います。
是非ご参加ください。

詳細はコチラのサイトをご覧ください。

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