
当プロジェクトの研究成果のひとつ、AMORが東京化成工業株式会社から市販化されました。
AMORは糖鎖の一種であるアラビノガラクタンであり、トレニアの花粉管にLURE 応答能を与える雌しべ由来の生理活性分子であり、その発見は今後、糖鎖による植物細胞間シグナリングという新しい研究分野を切り拓くと考えられています。
詳細については、東京化成のサイトをご覧下さい。
プロジェクト終了のご挨拶
光技術Gの水多研究員(現さきがけ研究員・名古屋大学ITbM)が、第11回科学技術の「美」パネル展の優秀賞を受賞しました!
光技術グループ・グループリーダーの栗原さんが開発した植物透明化液「ClearSee」が和光純薬工業株式会社から発売されました!
コードNo. 031-25151
商品名 ClearSee™
容 量 50ml
価 格 20,000円
簡易に植物を丸ごと透明化し、中まで蛍光観察ができる、とても面白い試薬です。
中学・高校での理科の実験にも使えます。
ぜひお買い求めください!
元シングルセルオミクスG研究員の笠原さん(現・科学技術振興機構さきがけ研究員/ 名古屋大学ITbM招聘教員)、野田口さん(現・名古屋大学大学院理学研究科特任助教/ 科学技術振興機構さきがけ研究員)の研究成果がScience Advancesに掲載されました!
花粉管内容物が胚珠の成長のトリガーとなることを発見した論文となります。
この研究が進むことにより受精することなく種子を生産することに繋がるため、今後イネなどの食糧生産に活用されることが期待されます。
Kasahara R.D.*, Notaguchi M.*, Nagahara S., Suzuki T., Susaki D., Honma Y., Maruyama D., Higashiyama T.
Pollen tube contents initiate ovule enlargement and enhance seed coat development without fertilization
Sci. Adv. 2016; 2: e1600554 *equal contribute to this work
プレスリリースはこちらをご覧ください。
光技術Gの栗原GLが2016年12月4日に豊橋市自然史博物館において、あいちサイエンス・コミュニケーション・ネットワーク事業「名古屋大学出前授業 in 豊橋2016」にて講演します。
栗原大輔光技術グループ・グループリーダーが、平成28年度日本植物形態学会平瀬賞を受賞しました。
2016年9月15日に琉球大学で開催された日本植物形態学会第28回総会・大会において授章式・受賞講演が行われました。
おめでとうございます!
2016年4月より、1年間のERATO特別重点期間が始まりました。
大きく規模を縮小しましたので、技術補佐員の方などは残念ながら3月末で卒業となり、少し寂しくなりました。
また居所も名古屋大学理学部B館からトランスフォーマティブ生命分子研究所へ移動となり、新しい環境での再スタートとなります。
取りまとめの期間と位置づけられる本年度ですが、引き続きこれまでの研究成果を皆様にお見せできるよう、残ったメンバー一堂頑張っていきます。
今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
本日をもって、5年半続いたERATO東山ライブホロニクスプロジェクトの本期間が終了となりました。
明日からは特別重点期間としてもう1年プロジェクトは継続しますが、とりあえずの区切りとなります。
長いようで短い5年半でしたが、「顕微鏡下で自由自在に」をモットーに、培地組成の改良やClearSeeなど美しい顕微鏡画像・動画撮影を可能にする技術の開発や、工学の力を借りたデバイスの開発・新しい接木法やシーケンス解析ソフトの開発など、今後の植物科学を牽引するような新技術にくわえ、ドキドキやワクワクを皆さんにお見せできたと考えております。
また、多くの若手研究者が順調にステップアップをし、特に3名のさきがけ採択者やJSTの大学発新産業創出プログラム(START)への採択など、次につながる成果を生み出すことができたことも誇りに思っております。
当プロジェクトから旅立ちそれぞれの道を進んでいる方もあわせて、
これからも引き続き研究を進めてまいりますので、今後の東山ライブホロニクスプロジェクトの活躍をご期待くださいませ。
光技術Gの武内秀憲研究員(現在は海外特別研究員としてグレゴール・メンデル研究所に異動)が、ツーソン(アメリカ合衆国アリゾナ州)で行われたThe 24th IASPRR conference (Plant Reproduction 2016)でBest Poster Awardを受賞しました!
審査員による厳正な審査の結果、堂々の1位だったそうです。
東山先生が現在はIASPRRの学会長を務めている関係で、計らずも恩師から愛弟子への授与となりました。
満月の夜の受賞式も雰囲気があって、これまでの頑張りへのご褒美のようでした。
武内さんは現在、海外特別研究員としてグレゴール・メンデル研究所で新しい研究をはじめております。
今後の活躍が期待されますね!
おめでとうございます!
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