東山研究室の助教の金岡さんからミラクルフルーツをいただきました。
金岡さん情報では・・・
ミラクルフルーツを食べてから酸っぱい物を食べると、不思議なことに甘く感じ
ます。
ちなみにミラクルフルーツのこの効果は、miraculinという物質が担っています。
miraculinは191アミノ酸からなる糖タンパク質で、システイン残基を7つ持って
いて通常は2量体の形で存在しています。
miraculin自体には甘味はありませんが、舌にある甘味受容体と強く結合し、酸
性条件下で受容体を活性化することができます。
つまりmiraculinを食べた後で酸っぱいものを食べると、甘味受容体が活性化さ
れて「甘い」と感じるわけです。
ミラクルフルーツを食べるときは舌全体にこすりつけるようにしてください。
1/2個くらいの実で30分近く効果が持続します。
ということですので、さっそくメンバーで試してみました。
(右上の赤い実がミラクルフルーツです。)
酸っぱいもの代表として、レモンと梅干しを添えて。
確かにレモンを齧ったときの、”く~っっ”っとくるような酸っぱさはなくなり、甘く感じます。
ですが、梅干しの酸っぱさには効果があまりありませんでした・・・。
なぜでしょう?っということをさっそくdiscussion!
さすが科学者・研究者です。
理由をご存知の方は、是非ご連絡ください。
11月20日は名古屋大学東山キャンパスの全学停電の日です。
新築の建物には自家発電施設があるのですが、東山PJの入っている建物にはそのような施設がありません。
そのため、従来通りの停電対策が必要となります。
発電機とドライアイス。
いつもの組み合わせですね。
発電機のチェックと配線の取り回し、ドライアイスの準備をして明日の停電に備えます。
今日はあいにくの大雨ですが、明日は天気が少しは回復することを祈ります。
10月末日で名大工学部へ移動した加地さんと、11月1日でERATOのナノ工学Gのグループリーダーとして加入された新田さん、少し前ですが9月から研究補助員として加入した中野さんの歓送迎会を行いました。
東山研の皆さんも一緒に、ゆく人くる人を囲んで楽しいひと時を過ごしました。
加地さんの工学部での益々のご活躍をお祈りします!
新田さん・中野さんを加えた新制東山PJも負けずにいい成果を出していこうと思います!
Copyright (C) Higashiyama Live-Holonics Project All rights reserved.